ふくらはぎの脚痩せ方法 | 筋肉質にも効果的なやり方や太くなる原因を紹介 !
目次
脚痩せをしたいと思っている方の中には、ふくらはぎの太さが気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は、効果的な脚痩せのコツとともに、ふくらはぎが太くなる原因をご紹介します。ふくらはぎをスリムにする方法はいくつかの方法があります。ふくらはぎが太いのは気になる、絶対痩せたい!と考えている方は、ぜひ参考にしてください。
ふくらはぎが太くなってしまう原因
ふくらはぎを細くしたいなら、まずは太くなってしまう原因を知ることが大切です。原因は人それぞれで異なるため、原因を知ることで自分に合った対処をしてきましょう。
ふくらはぎが太くなる原因として、主に下記の 3 つが挙げられます。
- 脂肪太り
- むくみ太り
- 筋肉質・筋肉太り
それぞれについて詳しく解説します。
脂肪太り
脂肪太りとは、脂肪によって太っている状態をいいます。脂肪太りの原因はエネルギーの過多、つまりカロリーの摂りすぎです。三度の食事だけでなく量の多すぎる間食、カロリーや糖分の高い飲みものも脂肪がつく原因となります。
消費しきれなかったこれらの栄養が脂肪となって体についてしまうと、脂肪太りになってしまうのです。したがって、脂肪太りはエネルギー消費を増やすことで改善できると考えられます。エネルギー消費を増やすためには、運動をするほか、筋トレで筋肉を増やすことも効果的です。筋肉量が増えるとそれに比例して基礎代謝量が増加するため、ゆっくりと脂肪太りを解消することにつながります。
むくみ太り
むくみ太りは、水太りともいわれます。むくみ太りは、体の中に水分がたまってしまっている状態です。
むくみ太りの原因としては、主には体の冷え、血行不良が挙げられます。また、長時間のデスクワークや、同じ姿勢での立ち仕事などもむくみ太りの原因になることがあります。水分を摂り過ぎてむくみ太りになることもありますが、反対に水分不足の場合も、身体が水分をためこもうとして老廃物も体内にたまりやすくなり、結果むくみを引き起こしやすくなるので注意が必要です。
むくみ太りが原因でふくらはぎが太くなっている場合、むくみを解消することで脚痩せを実現できる可能性があります。むくみを解消するにはツボ押しやリンパドレナージュといった方法が適していますが、水分不足によってむくみがあらわれている場合には水分の摂取も一緒に心掛けると良いでしょう。
筋肉質・筋肉太り
筋肉質の方や筋肉太りの方も、ふくらはぎが太くなる傾向があります。「筋肉質」については、どれくらい筋肉がつくと筋肉質であるという基準はありません。しかし、「筋肉太り」という場合は、筋肉組織の間に脂肪がついている状態を示します。
筋肉太りの原因は、体の表層部の筋肉(アウターマッスル)が固くなることです。アウターマッスルとは、身体を動かすための大きな筋肉のことをいいます。体の表面に近いところにあるため目で見てわかりやすいのが特徴です。
実は、硬い筋肉には脂肪をため込みやすくする性質があります。さらに、ふくらはぎの筋肉は硬くなると横幅が大きくなるため、見た目にも太く見えやすくなってしまうのです。運動部に所属していた人やスポーツの経験者、日常の動きで筋肉をよく使う方など は筋肉太りしやすいといえるでしょう。
筋肉太りを解消するためには、筋肉を柔らかくし、筋肉組織の間の脂肪を落とす工夫をする必要があります。姿勢を改善して余分な筋肉をつけないようにするほか、食生活の改善やリンパを流すことも大切です。
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ふくらはぎの脚痩せ方法・やり方
ふくらはぎ痩せのためには、以下のような方法が有効だと考えられています。
- ツボ押し
- リンパドレナージュ
- 有酸素運動・エクササイズ
- 筋トレ
- 食生活の改善
- 姿勢の改善
それぞれについて、詳しいやり方や効果をご紹介します。
ツボ押し
ツボ押しは、むくみや冷え性に効果的とされている方法です。したがって、特にむくみ太りタイプの方には、ツボ押しが有効だといえるでしょう。
ふくらはぎ痩せに効果があるツボはたくさんありますが、ここではふくらはぎ周辺にあるむくみ解消のツボをご紹介します。ツボを押す際にはゆっくりと5秒ずつ、程よい圧迫感を感じる押し方で押したり、離したりを3~5分繰り返してください。
- 「足三里」すねの外側、膝のお皿から指4本分下側にあるツボ。むくみ解消のほか、足の疲れ、胃腸のケアなどにも効果を発揮します
- 「委中」膝の関節の裏側、真ん中の凹んでいる部分。むくみ解消、疲労回復、冷えの解消などに効果的といわれています
- 「承山」ふくらはぎの一番下、中央部にあるツボ。むくみやだるさの解消、足腰の痛みや疲れにアプローチします
リンパドレナージュ
リンパドレナージュとは、リンパの流れを手の力で活性化し、促すための方法です。リンパは余分な水分とともに体内の老廃物を流す役割を担っているため、リンパの流れが滞ると老廃物と水分がたまり、脂肪太りやむくみ太りの原因となります。したがって、むくみ太りの人だけでなく、脂肪太りの方もリンパドレナージュがふくらはぎ痩せに効果的であると考えられます。
ふくらはぎ痩せしたい人のためのリンパマッサージの手順は、以下の通りです。リンパを流すときは利き手で軽くにぎりこぶしを作り、猫の手のような形にして、指の第 1 関節を使います。手のひらや指先を使っても良いでしょう。このとき、必ずオイルやクリームなどを肌に塗ってからマッサージをおこなってください。何も塗布しないと肌を傷つけてしまうこともあります。香りのよいものなどを選ぶと気持ちをリラックスさせることもできておすすめです。
リンパドレナージュの具体的な手順は、以下のようにおこないます。
- 足の甲に手で触れ、指の骨と骨の間を足先から足首に向けてさする
- かかとからくるぶしにかけて、下から上へさする。内くるぶし側も行う
- 親指と人差し指でアキレス腱をつまみ、かかとの上からふくらはぎの真ん中まで下から上へとさする
- 足首の外側、くるぶしからふくらはぎの真ん中まで下から上へとさする。足首の内側も行う
- ふくらはぎの真ん中から膝裏にかけて両手で下から上へと揉みながらさする。親指を上、残り4本の指をふくらはぎの下側に回し、少し力を入れて揉みあげるとやりやすい
有酸素運動・エクササイズ
有酸素運動やエクササイズは、脂肪燃焼に効果的な方法です。したがって、ふくらはぎの脂肪太りに対して特に効果的だと考えられます。また、脚の筋肉を動かすことによってリンパの流れを促すことができるため、むくみ太りに対しても効果を発揮するでしょう。
ふくらはぎ痩せしたい人のための有酸素運動でおすすめなのは、30分以上の水泳やランニングです。少し息が乱れる程度の運動を30分以上継続して行うと、脂肪燃焼に効果的であるといわれています。また、エクササイズでは、以下のような方法がおすすめです。
- 脚をまっすぐに伸ばして床に座る。上半身は背筋を伸ばす
- 爪先を前に出し、足先を伸ばす
- 3秒間キープしてから、ゆっくりと元に戻す
- 5回繰り返す
ゆっくりとしたエクササイズでストレッチに近いものですが、ふくらはぎを柔らかくするなどの変化を期待できます。1日5セット行うと効果的です。
筋トレ
筋トレは、脂肪太りの方にもむくみ太りの方にも脚痩せの効果をもたらしてくれる可能性があります。
脂肪太りは、日常の動きで燃焼しきれなかった脂肪が身に付いている状態ですから、運動量を増やして脂肪を燃焼できれば 解消するのです。むくみ太りの場合は水分がうまく排出されずに溜まってしまっていますが、運動をするとふくらはぎなどの筋肉が 動き、リンパの流れを促すことから、水分が排出されてむくみが解消しやすくなります。
ふくらはぎ痩せをしたい人におすすめの筋トレには、スタンディングカーフレイズがあります。具体的なやり方は以下の通りです。
- 床にまっすぐ立ち、足を肩幅に開く
- 足を開いたまま、つま先立ちになる。このまま1秒姿勢をキープし、ゆっくりかかとを降ろす
- 50セットおこなう
1秒と短い筋トレのため、ちょっとした時間にもできるのがポイントです。セット数が多いので、小分けにして行うのも良いでしょう。
食生活の改善
脂肪太りや筋肉太りの方には、食生活の改善も有効と考えられます。食事や間食によって脂肪の元になる糖質や脂質を摂り過ぎてしまい、日常生活で消費しきれないと、脂肪太り、あるいは筋肉太りにつながりかねません。また、むくみ太りの方も、むくみやすい食事を摂っている可能性があるため注意してください。
ふくらはぎを痩せさせたいなら、まずは肉の脂身やスナック菓子など、脂質の摂取量を控えると良いでしょう。また脂質と結びつき脂肪になりやすい性質を持つ、糖質も摂り過ぎないことが重要です。
塩分の強い食事は体内に水をため込もうとする本能が働くため、むくみを促進してしまいます。むくみ太りの方は特に、塩分の少ない食事を心掛けてください。むくみ解消のためにはある程度の水分をとることも必要とされています。
良質なタンパク質をしっかりと摂取し、適切なカロリーを保って、栄養バランスの良い食事を摂りましょう。食材では、肉なら鶏ささみや牛もも肉、魚介類ならイワシやかにかまぼこ、他に卵や大豆製品などもおすすめです。
姿勢の改善
姿勢を改善することで、ふくらはぎの脚痩せにつながる可能性もあります。姿勢が崩れていると、骨盤のゆがみの原因になったり、理想的でない場所に筋肉がついたりするため、むくみ太りや筋肉太りの原因になるのです。そこで、姿勢を改善すると、ふくらはぎの脚痩せにも役立つでしょう。
以下のような姿勢は要注意です。
- 立つとき、重心を片足だけに乗せる
- 膝頭が正面ではなく、内側か外側どちらかに向いている
- 足の指が地面から浮いている
- 反り腰
これらの姿勢は避けるように改善し、歩き方にも気を付けてみてください。地面に足を付けるときは爪先ではなく、かかとから着地するようにします。かかとから爪先へ体重を移動し、足を地面から離すときは親指と小指でしっかりと地面を押すと、脚に余分な筋肉がつかず、ふくらはぎの脚痩せにつながるでしょう。
ふくらはぎの脚痩せを成功させるためのコツ
ふくらはぎの脚痩せを成功させたいときは、ここまでにご紹介してきた対策に加えて、次に挙げる要素を積極的に取り入れることをおすすめします。
- 上でご紹介したふくらはぎの脚痩せ方法を毎日継続して行う
- エクササイズグッズの活用
- エステなどプロの施術
それぞれについて詳しく解説します。
継続して行う
ふくらはぎの脚痩せを成功に近づけるコツは、脚痩せに役立つさまざまな対策を継続して行うことです。ふくらはぎが痩せる方法を試し始めてから、実際にふくらはぎがいくぶん痩せたと感じるまでは最低でも 2 カ月ほどの期間がかかるといわれています。
脂肪太りやむくみ太りの場合、脂肪の量を減らす、あるいはむくみを解消するためには、数度の対策では効果が出ません。筋肉太りにしても、筋肉をやわらげ、筋肉の間に入り込んだ脂肪を解消するために時間を要します。
対策を継続して行うポイントは、自分で目標を明確に立てること、食事は大幅に減らすのではなく内容を見直すこと、食事の内容や、おこなった運動を記録することなどです。無理なく時間をかけてダイエットを行うことをおすすめします。
エクササイズグッズの活用
ふくらはぎの脚痩せには、エクササイズグッズやアイテムの活用もおすすめです。便利なグッズは、つい面倒になりがちなダイエットを気軽に継続する役に立ちます。
ふくらはぎ痩せに効果的なグッズには、ふくらはぎマッサージをするためのローラーや、エクササイズ用の踏み台、バランスを取るための安定感のないスリッパなどがあります。これらのグッズを使うことによって、ふくらはぎ周りの筋肉を動かすことができると、リンパの 流れを促すことによってむくみの解消、脂肪の分解につながりやすくなるでしょう。
エステなどプロの施術
ふくらはぎを理想の細さに近づけるためには、エステなどでプロの施術を受けてみるのも効果的であるといわれています。
セルライトをはじめとする脂肪を自力でもみほぐすのは、実際にはなかなか難しい方法です。痩身エステではハンドトリートメントの手法や、手技では不可能なもみほぐしを実現するエステマシンを使うため、セルフマッサージでは難しい深部へのアプローチができます。また、自力では時間のかかる脚痩せも、短期間で無理なく結果を出すことが期待できます。
またエステサロンでプロにカウンセリングを受けて、自分の体質にあったエステメニューの提案から食事のアドバイスまで総合的に相談できるため、より的確な対策ができ、ふくらはぎ痩せも効果的に進められるでしょう。
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まとめ
ふくらはぎの脚痩せは、脂肪太りやむくみ太り、筋肉太りを解消することで、少しずつ実現していくことができます。まずは自分のふくらはぎの状態を分析して、一つずつ対策を実行していきましょう。
ふくらはぎの太さの原因となる脂肪やむくみを解消するためには時間がかかります。早く脚痩せを実現したい場合、痩身エステのプログラムを検討してみてはいかがでしょうか。プロのアドバイスと施術で、より早いダイエット効果を期待できます。継続が難しいダイエットにおいて、短期間で手軽に結果が出せるエステはおすすめの方法です。リラックスしながらふくらはぎをケアできるエステのメニューをぜひ体験してみてくださいね。
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