たるみの原因は?顔を引き締めるために知っておきたいことって?
顔のたるみは見た目の年齢を引き下げてしまうものです。できるならば、そうなるのは避けたいところですが、そもそもたるみの原因は一体どこにあるのでしょうか。
多くの人は加齢のためだと思いがちでしょう。もちろん、加齢も要因の一つには違いないのですが、実際は、そのほかにも日々の習慣が大きく関係しているのです。そこで、たるみの主な原因や顔を引き締めるために知っておきたいことなどを紹介していきます。
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顔がたるんでしまう原因1:筋肉の衰えと表情癖
年齢を重ねると筋力は次第に衰えていきますが、それは顔の筋肉も同じです。皮膚と皮下組織の下には表情筋と呼ばれる小さな筋肉がたくさんあり、それらが加齢や日常的な表情癖により緊張または弛緩し、筋肉の質が悪くなったり、筋繊維が緩んだりすることで顔のたるみに繋がります。しかも、筋肉というのは普段使用していないと衰えがより顕著になってしまいます。日本人の場合、日頃使っている表情筋は全体の3割ほどだといわれており、残りの7割は日常的に動かしていないといわれています。
顔の筋肉は、表情筋という名のとおり感情や心理を表すための筋肉です。老化による筋肉の衰えもたるみやしわの原因になりますが、普段の表情によって一部の筋肉を無意識に緊張させるほか、または全く動かさないでいることにより、実年齢が若くても、たるみやしわが年齢よりも目立つことがあります。
例えば、眉間に力を入れる癖のある人は皺眉筋という眉の上の筋肉や、眼輪筋という目の周りにある筋肉を、目頭や眉頭の方に向かって力を入れています。その表情が癖になっている場合は、常にそれらの筋肉が緊張していますので、筋繊維は肥大し、筋肉は大きくなります。筋肉は大きくなると、その上にある皮膚はそちら側に引っ張られます。すると、額の皮膚は下がり、まぶたの皮膚も下がるので、目や額周辺の皮膚がたるんだような印象になります。
頬やあごの周りの筋肉は、口の動かし方や笑い方、または歯並びによっても人それぞれ筋肉の使い方や衰え方が違います。たるみの原因となる頬周辺の筋肉は主に、あごの関節から口角にかけて伸びている大頬骨筋と小頬骨筋、顎関節の上にある咬筋、側頭部にある側頭筋などの筋肉です。老化により筋繊維が緩んだり、または食いしばりや歯ぎしり、ストレスによる側頭部の緊張などで皮膚に血液を送る毛細血管の血流が悪くなったり、皮膚がたるみます。
口を動かすための筋肉は口輪筋です。下唇を動かす筋肉はオトガイ筋、上唇を動かす筋肉は上唇挙筋といいます。これらの筋肉が連動して口周辺の表情を作り、動作します。
例えば、下唇を下げる表情の癖がある人は連動している筋肉も下方に引っ張られるので、ほうれい線が下がりやすくなり、マリオネットラインができやすくなります。
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顔ががたるんでしまう原因2:皮膚の乾燥と老化
肌は、真皮層にあるコラーゲン、エラスチンという繊維がピンと張っているとハリが維持されます。そして、ヒアルロン酸などの水分が十分にあると、肌をスポンジのように膨らんだ弾力のある状態にしてくれます。加齢や肌の乾燥によってそれらの成分が減ると、顔のたるみにつながります。
肌が乾燥すると、皮膚の新陳代謝が落ちます。新陳代謝が落ちて垢である角質が剥がれにくくなると、角質はほとんど水分がないので皮膚表面の乾燥が進み、角層と呼ばれる“肌の深層部”も乾燥を起こしてしまいます。肌は真皮層や表皮の保湿が十分にあってこそハリや弾力を保てるので、乾燥はたるみの第一の原因になります。
皮膚にとっては紫外線も大敵です。紫外線A波は皮膚の奥まで達し、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンを作り出す線維芽細胞を傷つけます。そのうえ、皮膚の内部で活性酸素を生みだし、コラーゲン繊維を硬くしてしまいます。真皮の多くはコラーゲンで形成されているため、それが硬くなると皮膚はあっという間にハリや弾力を失ってしまうのです。
頬にはバッカルファットとメーラーファットという2つの脂肪細胞があります。これらは幼少期から若い頃まではこめかみ辺りにあり、頬にふっくらとしら膨らみを与えます。赤ちゃんや子どもの顔がふっくらしているのは脂肪細胞が大きいからです。この2つに脂肪は顔の筋膜やリガメントという靭帯に支えられていますが、老化や血行不良などにより、支えている筋膜やリガメントが緩くなると、頬の下部に落ちてきます。そして脂肪の重みにより皮膚がたるみ、特にフェイスラインのたるみを起こします。従って顔の脂肪が多い方は、フェイスラインがたるみやすい傾向があります。
顔がたるんでしまう原因3:睡眠不足
筋肉や皮膚の衰えは顔のたるみの直接的要因ですが、それらを引き起こす間接的な原因も存在します。そして、その主な原因の一つといえるのが、睡眠不足です。睡眠というのは肌の成長と密接な関係があり、夜にしっかりと眠ることで成長ホルモンが分泌され、肌の細胞の産生やターンオーバーがおこなわれるのです。逆にいえば、睡眠不足になると成長ホルモンが十分に分泌されず、ターンオーバーも乱れてしまうことになります。その結果、コラーゲンの減少を招き、肌をたるませてしまいます。同時に、自律神経や再生機能の乱れも引き起こすので、筋肉の衰えにもつながりかねません。
しかも、睡眠はただ眠ればいいわけではなく、質の良い眠りを確保する必要があります。例えば、暑苦しかったり、寝苦しかったりする環境でいくら8時間横になっていたとしても、それだけでは睡眠本来の効果を十分には得られないでしょう。成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を高めていくためには熟睡できる環境を確保することも大切なのです。それと同時に、眠る時刻も重要になってきます。なぜなら、同じように眠っていても、成長ホルモンの分泌量は時間帯によって異なってくるからです。
一般的に、最も成長ホルモンの分泌が盛んといわれているのが22~2時までの4時間で、その時間帯をゴールデンタイムと呼びます。このゴールデンタイムにどれだけ質の良い睡眠をとるかが顔のたるみを予防する鍵となるといっても過言ではないほどです。しかも、成長ホルモンの分泌は20歳を過ぎる頃から徐々に低下していきます。つまり、年齢を重ねれば重ねるほど、ゴールデンタイムにおける睡眠の重要性は高まっていくというわけです。ところが、現代では夜型の人間が増加し、大人の場合は特にその傾向が顕著です。そうなると、顔はますますたるんでいくということになってしまいます。
顔がたるんでしまう原因4:肩こり
現代人に多い肩こりも顔のたるみを引き起こす原因となっています。そもそも、肩こりというのは血行不良や筋肉の緊張などによって引き起こされます。例えば、デスクワークなどで前傾姿勢をとり続けていると頭を支える首や肩の負担が増加したり、スマホやパソコンを長時間見ていると、目の周辺の神経が緊張してそれが首や肩の筋肉の緊張につながったりするといった具合です。また、慢性的なストレスによって筋肉が常時緊張していたり、運動不足で血液循環を促す筋力が低下して血行不良になったりしても肩こりは引き起こされることになります。
そして、何よりも問題なのが、一度肩こりが起きると肩の筋肉はますます硬くなり、肩や首のまわりが血行不良になりやすくなるという点です。肩の筋肉が硬くなると顔の筋肉が引っ張られて下垂します。それに、首まわりの血液が停滞すると顔にも老廃物や余分な水分が溜まりやすくなり、顔がむくんできます。これが慢性化するとやはり下垂し、やがて顔がたるんでしまうのです。ちなみに、肩こりによる顔のたるみに特に深いかかわりがある筋肉は、首から肩にかけて広がる僧帽筋や首筋に位置する肩甲挙筋などです。これらの肩甲骨を支える筋肉が収縮した状態になると首の前側の筋肉が引っ張られ、血管が圧迫されることで新陳代謝が悪くなり、むくみが生じます。
肩甲骨を支える筋肉はパソコンやスマホなどをする際に前傾姿勢をとることで収縮していくので、逆にいえば、それらの習慣を止めれば症状が改善される可能性は高いといえます。しかし、いまやパソコンやスマホは私たちの生活に欠かせないものになっており、それらを完全に排除するのは困難ですが、正しい姿勢を意識して生活することが一番の予防になります。
顔がたるんでしまう原因5:偏食
食事は健康と密接な関係がありますが、顔のたるみも例外ではありません。食事が偏ったり、生活が不規則になったりすると消化吸収する力が弱まり、栄養が摂取しにくくなります。また、摂取したとしても栄養の偏りによって血流が悪くなるのでその栄養が全身に行き渡らなくなってしまうのです。その結果、肌の健康状態が悪くなり、たるみの原因となってしまいます。消化吸収の問題のほかにも、偏食は美容にとってさまざまな悪影響をもたらします。平均的な日本女性のタンパク質の摂取量は、1日50gくらいです。鳥の胸肉1枚や、白身魚ひと切れにおよそ15g〜20gのタンパク質がありますので、3食全てにそれくらいの肉や魚を摂取することが理想です。タンパク質は体内で分解されるとアミノ酸に変換され、これらが肌や筋肉の質を作りますので、平均的な摂取量をとるようにしましょう。
その一方で、タンパク質ばかりを大量に摂取していると別の問題が生じてきます。仮に、タンパク質をとろうとして肉ばかりを食べていたとします。そうすると、確かに筋肉の発達に必要なタンパク質は補えるのですが、肉に含まれる脂質も大量に摂取することになってしまうのです。脂質は脂肪となって頬に付きやすく、顔をたるませる要因となってしまいます。それでは脂質が少ない大豆などの植物性タンパク質だけを摂取すればどうかというと、それらには体内では生成されない必須アミノ酸が含まれていないので、健康上深刻な問題を引き起こすおそれが出てきます。
それに、筋肉を作るためにはタンパク質だけ摂取すればよいわけではなく、タンパク質を分解する働きのあるビタミンBの摂取も欠かせません。以上のような事実からも、美容には栄養バランスが重要であり、偏った食事は顔のたるみの原因となる可能性が高いということがいえるわけです。
顔を引き締めるために取り入れたい習慣
たるんでしまった顔を引き締めるには、顔の体操をおこなって筋肉を鍛えたり、血行を促進したりするのが効果的です。具体的な方法はさまざまですが、代表的なものとしては「あいうえお体操」などがあります。「あいうえお」の口の形を意識しながら何度も発声を繰り返します。それから、上を向いて舌を出し、そのまま舌を回転させる体操も二重あごやほうれい線などに対して効果的です。
一方、顔を引き締めるためのマッサージとしては、「頭皮マッサージ」「頬骨マッサージ」「フェイスラインマッサージ」などがあります。まず、頭皮マッサージは5本の指を大きく開き、耳を中心にして頭部に指先を当てます。その上で、頭頂部に向かって円を描くようにして押し流していくのです。そうすることで、顔のたるみを引き上げ、同時に頭皮を刺激して代謝を活性化させる効果が期待できます。なお、この頭皮マッサージには疲労回復効果もあるので、疲れが溜まっていると感じたら、その都度おこなうのがよいでしょう。
いずれにしても、せっかくの体操やマッサージも生活習慣が乱れていれば効果は半減です。まずは、3食しっかり食事をとり、規則正しい生活を送ることを心がけましょう。
忙しい人が顔を引き締めるために頼れる存在は?
顔を引き締めるにはセルフケアが大切だとはわかっていても、仕事や家庭のことなどが忙しいとついついおろそかにしてしまいがちです。そこで、より手軽な方法を求めている人におすすめなのがローラーです。美顔用のローラーなら血液やリンパ液の流れを改善する効果が期待できますし、リンパの流れに沿ってローラーを転がすだけなので空き時間を利用して簡単におこなえます。また、それでも継続する自信がないのであれば、エステを利用してみてはいかがでしょうか。それなら、すべて専門のスタッフがおこなってくれますし、プロの手や専門のマシンによって肩まわりから顔全体までを引き締めてくれるのでより大きな効果が期待できます。
原因を押さえて顔を引き締める方法を実践しよう
睡眠不足・肩こり・偏食など、顔のたるみにはさまざまな原因が考えられます。そのため、顔を引き締めようと思えば、最初に原因を特定する必要があります。その上で、原因に合わせた対策をおこなうことが大切です。例えば、睡眠不足が原因なら睡眠のとり方を見直すといった具合です。まずはこの記事などを参考にして原因をつきとめ、自分にとってより効果的な方法を実践していきましょう。
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参考元URL
【ichikara】何とかしたい顔のたるみ改善に!4つの表情筋の鍛え方
https://www.re-d.jp/ichikara/face-saggy-muscletraining14584/
【健康で美しい肌を保つためにできること なまけ美活】顔のたるみをたった1ヶ月で解決!本当の原因と改善対策4選
https://namakebikatsu.jp/wrinkle/197/
【salon de Cremona】顔のたるみの原因はなに?
https://sunmarion.com/blog/342/
【Helc+】だって12時までに寝られないもん!というなら…
https://www.health.ne.jp/library/detail?slug=hcl_3000_w3000896
【マイナビニュース ワーク&ライフ】顔のたるみの原因は肩甲骨にあり!? – 「スマホ老化」を防ぐコツとは
https://news.mynavi.jp/article/20160929-a134/
【NIKKEI STYLE】「肩甲骨ストレッチ」で頑固な肩こり解消 一人で手軽仕事の合間にこまめに
https://style.nikkei.com/article/DGXDZO41612790Z10C12A5MZ4001/
【ichikara】顔のたるみを食べ物で改善。美肌メニューを日々取り入れよう
https://www.re-d.jp/ichikara/face-saggy-meals89695/